2018/07/04 HITACHI「FSW」の技術を台湾市場へ――総代理権を取得

私たちVIOTECHの技術チームは、経験豊富な光学およびソフトウェア業界の製造担当から来ています。先日日立から「摩擦攪拌溶接（FSW）」の技術の総代理権を取得しました。車両軽量化のニーズに応え、二酸化炭素の排出量を削減するために、高品質のアルミニウム合金加工技術と量産ソリューションを提供しております。

社長呉三才は、LEDレーザー切断機の保守サービスと日本の半導体機器メーカーのメンテナンスアウトソーシングサービスの経験を委託している日本企業がいると述べました。台湾では高付加価値のファウンドリ業界とIndustry 4.0の産業自動化の動向に対して将来性があると考えており、販売代理店として産業機械の販売も拡大しています。

車両軽量化によりアルミ合金加工製品のニーズが高まっており、私たちは日本のビジネスパートナーの支援により、日立製作所から「摩擦攪拌溶接（FSW）」の技術の総代理権を取得しました。摩擦攪拌接合（FSW）は、アルミニウム、鋼、チタン、銅およびマグネシウム合金に使用される固相接合プロセスであります。特殊な接合ツールを使用して溶接部分の金属を摩擦熱で加熱し軟化させ混ぜ合わせることで溶接します。異なる厚さの異種材料を接合することが可能です。

溶接プロセス全体ではとても簡単で、溶接棒やフィラーなどの消耗品を使用する必要はありません。校正プロセスの工数とコストも削減します。さらに、溶接する前に、ワーク表面の酸化物を除去する必要はなく、溶接プロセス全体を自動化できます。FSWは、業界および製造における幅広いアプリケーションを提供します。自動車のボディや船、航空機、半導体産業用の冷却板など、あらゆるものづくりに必要不可欠な技術となります。